田舎の高島屋さん
先ずは私の知ってる範囲で説明します。
ロンジン社は創業年の変更をしています。
以前は1867年創業としていましたが、現在では1832年創業に変更しています。
こちらの時計ですが、今まで2回復刻されているはずです。最初は1992年に創業125周年で
発売されていると思います。確か、文字盤のデザインは違うのですが、手書き風の牧歌的な6を省いた全数字の通常モデルがあり、有翼の砂時計マークがロンジンのロゴ下、スモセコ上に1867-1992と青くプリント、裏蓋に刻印が通常モデルとの相違点です。機械はETAベースのCal.396.2でエボーシュ系の名機です。詰めれば、日差3秒は行けます。6しん動の一応ロービートです。
田舎の高島屋さんの画像の時計は文字盤デザインは違うのですが、基本的に同一モデルです。創業年変更に伴ったアニバーサリーイヤーの変更で、販売側からしたら、2回目の復刻企画が訪れたのだと思われます。
全体に良く復元はされていると思います。
ちょっとラグの中の彫りの仕上げが粗いと思いませんでしたか?実は私、オリジナルの1945年モデル実物も見てますが、オリジナルもあんな感じなんですよ笑 そんな所も含めて、微笑ましいです。尾錠はオリジナルとは違うデザインですが、出来自体は質感の高い仕上げで好感できます。注意点は、タマネギリューズは巻きやすくて良いのですが、それだけに指の掛かりが良く、トルクが掛けやすいんで、調子良く巻くとゼンマイ切れを起こしそうな予感が笑 これらの復刻モデルの中に、リンドバーグアワーアングルウオッチのベゼルストッパー付きのミッドサイズのがあるのですが、ロンジン復刻史上、最高の仕上がりで機械はしょうがないですが、外装まわりは素晴らしく良くできていました。
あと、復刻ネタと言う事で他社になりますが、レビュートーメン社が前身のレビュー社の1930年代の復刻1930`sportというモデルを時を前後して発売したのですが、ケースがクッションケースとカラトラバケースの2種、文字盤色がクロ、ゴールド、白で、4所数字とスモセコ、全数字+ドットとスモセコでブレスレット、皮ベルトの2種あるんですが、この中で全数字ドット黒文字板でカラトラバケースのタイプカッコいいんですよ笑
話がそれました笑
ちなみに1992年の復刻は、ディスカウント系の時計量販店でステンレスが68000円で販売されていました。スポットで値段勝負の店でしたが。
100個云々の話は大人として、微笑んで聴いてあげてください笑