泉筒子 さん
そうですね。ガラスパッキンの入手が一番難しいですね。
一度だけデッドストックを入手したことがあるだけです。
見た目はキレイでしたが、パッキン性能は劣化してるでしょうし。
ちなみに私はここの店員さんにお世話になってます。
http://www.rakuten.co.jp/watchparts-okayama/
わざわざガラスパッキンの番号入力してヤフオク出品してる人はいません。
ガラスは番号入力して出品してる人がいます。それでも「セイコー ガラス風防」
などで出品される人が大半ですけど。写真の番号見るしかないので検索が
大変なんです。ガラスは当時の社外品であるヨシダ風防品番も同時に探すと
いいですよ。「ヨシダ風防」でググると早見表でてきます。
今回はサファイアでしょうけど。crystaltimesにはフラットもドームもありますね。
最近ドル・ポンド急騰して買いにくいです・・・
ガラスパッキンは、裏蓋やリューズパッキンに比べて劣化してないこと
が多く、切れ・変形・ヒビが入ってなければ再使用できると思います。
ガラスパッキンとベゼルで挟む方式は、ガラスパッキンの上にガラス置く
だけなので、ベゼル外したら手でポロリと外れる仕様です。パッキンの弾性で防水。
このガラスパッキンにはシリコングリース塗布の指示があります。
【注意】復刻サードなどのプラスチックパッキンは、シリコンその他注油は禁止です。
防水設計によって指示は異なるので、出来る限り下記のような資料を確認します。
----- 参考(非常に役に立ちます) -----
http://www.seiichi-mamoru.jpn.org/siryou/seiko_case_pdf/case_kouzou.pdf
基本的にオールド時計は、非防水と考えて使用します。水がかからないように
気をつかうのです。スクリューバックの防水ケースは多少水がかかってもすぐに
拭けば大丈夫ですけど、雨の中の移動は鞄にしまったり、水作業するときは外したり
します。汗を止めることはできないので、裏蓋パッキンとリューズパッキンは新品に
交換しますが、風防側から汗が侵入することはないので、妥協するのです。
研磨の泥沼は本当にヤバイ(笑)気づいたら数時間経過なんでよくあること。
やり込むほどに、目が肥えて終わりがないのです・・・